(1)元本回収リスク（回収できる可能性）


血統分析を、ピックアップします。

”形”は、Sounding Offから、隔世遺伝を受けています。
父との配合から、1400～1600ｍで強さを発揮する、と考えています。

”料”の遺伝は、文句なしの体力がありです。
強靭な体力で、ハードトレーニングが可能でしょう。

”相”の遺伝は、Mr. Prospectorのインブリードがあります。
血の気の多い、性格がきついタイプでしょう。


血の理論は、5点。

募集価格7,800 万円は、G1レースを勝利すれば達成できる金額です。
地方交流重賞を2勝、この勝利が必須のコスト。

チャート図をみると、募集価格を回収できる可能性は、かなり厳しいレベルと考えています。

回収確率：星1つ。

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(2)ワクワク度（一口馬主の楽しみ）


募集時の写真をみると、
前躯や後躯にしっかりとした筋肉がついており、力強さが浮彫りとなる馬格です。

特に後躯。トモに容量があります。

歩行は、世界のヤハギが惚れ込むのもわかるくらい、
肉質は柔らかみがあり、しなやか。

気になる点は、隔世遺伝の弱さです。

遺伝の血は大活躍をしていないですし、活躍をした母系ではありません。
血統だけみれば一般的、悪く言えば、繁殖用の牝馬ともみえます。

なによりも、募集価格が高額です。

ただ、弥永 明郎さんも仰った「宝くじで1等になる可能性」を秘めています。

米国無敗の三冠馬、ジャスティファイ産駒。
その産駒の一口を持っている、と自慢はできます。

「この歩きは本物か」を確認するには、新馬戦がいいでしょう。
ワクワク度、星3つ。