【種牡馬辞典】リアルスティール

中央15戦3勝。UAE2戦1勝。主な勝ち鞍、ドバイターフ、毎日王冠、共同通信杯
栗東、矢作芳人厩舎に入厩。阪神芝1800mの新馬戦でデビュー。単勝1.2倍と圧倒的な支持を集めるなか上がり33秒3で勝利します。
次走は共同通信杯。1番人気のドゥラメンテを直線で交わし2連勝。”3歳馬の四天王”の一角を担います。
しかし以降のレースでは、スプリングSと菊花賞はキタサンブラックに。皐月賞、日本ダービーはドゥラメンテに敗退。
4歳になり、中山記念をステップにドバイターフを参戦します。レースでは最後の直線、食い下がるベリースペシャルをみごとに差し切り、G1を制覇します。
帰国後の以降のレースでは、天皇賞秋でモーリスの2着が最高で惨敗という結果でした。 5歳は毎日王冠でサトノアラジンに勝利するも、G1では勝ちきれません。
6歳で再びドバイターフに出走するも3着に敗れます。帰国後、安田記念に出走するも、見せ場がなく15着と敗退。その後故障が発覚し引退します。
芝1800ｍの達人で、1600、2000ｍの根幹距離になると脚が鈍る特徴がありました。また基礎体力は40.6と低水準のため、体調不良との戦いもあった現役生活でした。