コルレットの好走パターンを、イチから簡単に説明します！

プロヴィデンシアと同様。本馬も、エピファネイアの血が強いです。
なお、エピファネイアについては、 プロヴィデンシアをご参照ください。
そこに、欧州色が強い、母ローザレーヌを配合することで、長距離型のスタミナを補充しています。ローザレーヌはTCK女王盃競走に出走したように、ダート路線で活躍していました。 血統をみると本質は欧州”芝”の長距離型です。単に、日本の芝、スピード適正がなかったため、ダートを使われたと推測しています。

さて、プロヴィデンシアとコルレット、エピファネイアに長距離型の母という血統構成が非常に似ています。
クラブを象徴する無敗の三冠牝馬、デアリングタクトにあやかり、何が何でも落札したかった逸材だったのでしょう。 レポートをした通り、デアリングタクトはサンデーサイレンスの影響が強いです。そのため、２頭とも全く異なるタイプになると考えています。

ところで、プロヴィデンシアと本馬、大きな違いが２点あります。それは基礎体力とインブリードです。
１点目の基礎体力ですが、100点満点中25.0点と極めて低い水準です。血統的に健康面に不安ありとみています。
次にインブリードです。本馬の場合、サンデーサイレンスのクロスが強いです。母父のマンハッタンカフェ。活性値が強い状態でした。 上記のとおり、エピファネイアがギンギンの状態。ともにサンデーサイレンスが主張しあっています。インブリードによる健康面とともに、精神異常の弊害が非常に気になります。
血統面から推奨する好走パターンは、芝2400ｍです。