本馬は、エルコンドルパサーの血が強いです。
エルコンドルパサー。キングマンボ系。11戦8勝。新馬戦からＮＨＫマイルカップまで5連勝。次の毎日王冠戦はサイレンススズカの歴史的な逃げに敗れました。次のジャパンカップでは3歳で優勝します。 翌年、凱旋門賞に挑戦。モンジューとの一騎打ちで2着に敗退するも、欧州的なパワーをみせつけてくれました。
キングマンボの初年度産駒で、母父がサドラーズウェルズ。凱旋門賞で僅差の2着が示すとおり、欧州系のスタミナ血統になります。キングカメハメハよりもパワーとスタミナに優れたタイプといえます。

父ルーラーシップとの配合で、より欧州的な風味を追加しています。
ルーラーシップ。キングマンボ系。18戦7勝。主な勝ち鞍はクイーンエリザベス2世Ｃ(G1)。出遅れ癖と反応の遅さで惨敗大将と名付けられています。


欧州的なパワーと持続力に長けており、それを産駒に伝えています。


体力測定は、100点満点中50.0点と平均点です。


血統面から推奨する好走パターンは、芝2400ｍです。 パワーと底力のいるレース展開だと、より実力が発揮するでしょう。欧州的指向ですので凱旋門賞にチャレンジすれば、充分楽しめます。

最大のセールスポイントは成長力です。3歳夏秋に上昇する魅惑の成長力でしょう。